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フランス・パリで年越し旅行記録!11日間滞在のモデルルートと隣国ルクセンブルク・ベルギー観光まで!#ちゃの旅

旅行レビュー

こんにちは!ちゃのです。

今回は2024年-2025年の年越しでパリ旅行に行ったのでその記録です。年末年始のパリってどんな感じ?観光地は営業してる?混み具合は?おすすめスポットは?など気になる方はぜひ参考にしてください!

日数と費用(飛行機・宿泊)

まず初めに飛行機と宿泊のかかった金額はこちら。

飛行機:137,390円/人

パリ宿泊:224,736円(2名で11泊)

別途、ベルギー1泊 12000円くらい(2名)

飛行機の予約サイトは 格安航空券予約サイト スカイチケットで予約しました。行きたい場所を検索すると複数の航空会社のチケットを一度に検索でき、最安値の物も探せるので使いやすいです。国内旅行の時もスカイチケットを使って予約しています。

価格比較が簡単で安いチケットを探しやすいです✩

今回は飛行機の費用を抑えたく、Tway航空で韓国のトランジット長めの便で行きました。日数は12月24日発・12月25日着〜1月7日発の15日間。そのうち韓国トランジットが行きが約9時間、帰りが約22時間(!!)でした。トランジットは楽しく韓国ですごし、パリ以外の旅行もできてお得な気分になったのでもしよければトランジットの記事もご覧ください。

宿泊は凱旋門から徒歩10分ほどの好立地にあるRue Lauriston というマンションの一室を借りて泊まりました。

キッチンや洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫と暮らすのに必要なものが全て揃っており長期滞在にはとても快適でした!特に選択ができるのは嬉しい。たくさん服を持って行かなくて済むので荷物を減らせます。清潔で快適なマンションでした✩すぐ目の前にスーパーマーケットもあるので買い出しにもGOOD。

長期でマンション1ヶ所に滞在すると、1日換算で一人当たり1万1000円くらいなので物価の高いパリでは割安だと思います。


年末年始は混んでる?休業が多い?

年末年始でも飲食店や観光地は問題なく営業していました!チケットが必要な観光地はホリデーシーズンということもありかなり人が多いですが事前に時間指定のチケットを予約しているので時間通りに入れます。飲食店も休業のところはあまりありません。

観光地チケット予約は GetYourGuide で大体全てゲットできます!


エリア別スケジュール

パリ市内、ベルサイユ、そして特急列車でルクセンブルクとベルギーと観光しました。日数が結構多かったので隣国2カ国にも行きました!大体のスケジュールは以下。

12/25:入国、凱旋門付近でご飯

12/26:シャンゼリゼ通り〜コンコルド広場〜ルーヴル美術館

12/27:ヴェルサイユ宮殿

12/28:バスティーユ広場(ヴィーガン中華)〜マレ〜シテ島・サンルイ島〜コンシェルジュリー

夜:モンマルトル

12/29:オペラ地区デパート〜パレロワイヤル

12/30:体調不良

12/31:凱旋門ーシャンゼリゼ通りでカウントダウン

1/1:体調不良

1/2:ルクセンブルク

1/3:ブリュッセル(ベルギー)

1/4:お土産購入、お散歩など

シャンゼリゼ通り〜コンコルド広場〜ルーヴル美術館

この日は全て歩きで回りました!シャンゼリゼ通りからコンコルド広場、ルーヴル美術館まで一直線です。

・コンコルド広場

コンコルド広場はフランス革命時にさまざまな人たちがギロチンにかけられ処刑された広場でもあります。ルイ16世、マリーアントワネットもこの広場でパリ市民に囲まれギロチンにかけられました。

今は穏やかな広場になっていてなんだか不思議です。

・ルーヴル美術館

ルーヴル美術館はget your guideで事前にチケットを予約し入館。予約時間の前後30分まで入館できます。

有名な絵画たち。モナリザはとても並ぶので最前列に行くまでに30分くらいかかりましたが目の前で見られて大満足!

アポロンギャラリーは必見!
ナポレオンの二人目の王妃の身につけていたジュエリー。

またルーヴルは世界最大の美術館なので世界各国の絵画や彫刻、美術作品が展示されています。古代エジプトからオリエント、ペルシア帝国時代のものまであるのでヨーロッパ以外の土地の歴史(しかもかなり古い!)にも触れることができます。とても一日では回りきれないので機会があったらまた行きたいです。

オリエントエリアの古代エジプト品
ペルシア帝国時代の彫刻など

ベルサイユ宮殿

ベルサイユ宮殿はパリ市街なのでパリ市内の一律の電車料金では行けません。降りた際に乗り越し精算ができず罰金を取られてしまうのでアプリで購入が不安な場合は有人窓口でチケット購入がおすすめ。私はホテルからPont de I’Alma 駅まで歩いて行き、窓口でチケットを購入していきました。ベルサイユまでの乗車時間は大体30分くらい。

太陽王・ルイ14世の像がお出迎え

ベルサイユ宮殿は元々、ルイ13世が建てた狩猟用の館でした。17世紀後半、ルイ14世はパリからベルサイユに移り、富と権力の象徴として宮殿の建築を命じ、豪華な造りに増築されます。それからフランス革命が起こるまでの100年間、政治や文化の中心地としてヨーロッパ全土にその栄華を誇りました。有名なアニメ、ベルサイユのばらの舞台はここで(後半はパリ)、マリーアントワネットとルイ16世の暮らした宮殿として有名ですね。

チケットは事前購入。11時入場のチケットを買い、お昼も込みで16時ごろまで回りました。ベルサイユ宮殿はかなり敷地が広く、マリーアントワネットが愛したトリアノンの離宮は宮殿から離れています。トリアノンまでは歩くと40分くらいかかりますが、絶対に行きたかったのでこの日は1日かけて回りました!

鏡の間
王室礼拝堂
あらゆる部屋に肖像画

ベルサイユ宮殿はとにかく豪勢。こんな煌びやかな場所で生活していた王族、貴族、羨ましい。。マリーアントワネットは退屈していたみたいですがね。しきたりばかりのベルサイユに飽き飽きした王妃にルイ16世がプレゼントしたのが離宮のトリアノン宮殿。こちらは本殿から2キロほど離れた離宮で落ち着いた色合いで可愛らしいサイズ感のマリーアントワネットの離宮です。本殿での生活に嫌気がさしほとんどの時間をトリアノンで過ごすようになるのですが、親しい友人や親族しか招き入れなかったため宮殿内では不満の声が多々あったようです。トリアノンではサロンを開いたりお芝居をしたりして過ごしていました。

お土産。かわいい王妃の時計

贅沢三昧でわがままというイメージが大きく革命によって排除された王妃ですが、トリアノンは落ち着く空間でこざっぱりとしており、この空間を愛した、静かに慎ましく生活したがった一面も忘れてはいけないポイントだと思います。(とはいえ市民の貧しさを知ろうとすることはなかったのは利口とはいえない)

マリーアントワネットと皇太子・皇女たち

大きな庭園とトリアノンの農村は対照的でどちらも物語に出てくるような美しい風景でした。

フランス革命前のベルサイユやパリのフランス国民と王家、そして革命に沈んでゆくブルボン朝を描いたの歴史小説、マリーアントワネット(著・遠藤周作)という歴史小説があるのですがフランスに旅行に行く人もそうでない人にもとってもおすすめです。フランス革命が起こるべくして起きたそれまでのフランスという国の内情やそれに我関せずな従来のイメージ通りの王妃の生活を読むことができますが、これを読むと逆に王妃は至って特別枠を外れた贅沢な存在だったわけではなく、王朝の時代の象徴的存在として国民の人権獲得の歴史ドラマの始まりの犠牲となっただけだったということがよくわかります。



↑この表紙が次に載せるコンシェルジュリーですね。

世界史によりハマっていったきっかけでもあります。歴史は最大のノンフィクションドラマだなあ。。

ぜひこれを読んでベルサイユ宮殿に行ってみてください。上下2巻です!

トリアノンの農村。たくさんの小さな小屋がありました
庭園にはレストランがあります

マリーアントワネットが最後に過ごしたコンシェルジュリー

ベルサイユでマリーアントワネットの豪勢な暮らしを見た翌日は、一変して革命によって捕らえられ処刑までの最後の日を過ごした牢獄、コンシェルジュリーへ。

最後に過ごした独房
処刑時さいごに身につけていたもの
革命で処刑されたたくさんの人たち

フランス革命では王族を倒した後にも恐怖政治が始まり、貴族だけでなくロベスピエールなどの弁護士なども旧体制派の疑いがかけられどんどんギロチンにかけられて行きました。

ちなみにフランス革命について王族側ではなくそれを起こした側、ロベスピエールやラファイエットなどを登場人物とした歴史小説 「フランスのライオン」もおすすめです。三部会が開かれるまでの翻弄やその実態から始まりますがとても面白い。教科書に出てくる名前が次々出てくるのですがその一人一人に人間味を感じて歴史がグッと自分の近くに感じられるようになります。結構さくさく読めます!


モンマルトで大人な夜遊び。おすすめのシャンソン酒場

歴史巡りも楽しいけど芸術の街モンマルトの丘での夜も楽しい!大人の夜遊びです。

・オ・ラパン・アジル

パリでちょっと特別な酒場に行くならここ!お酒を飲みながら生の歌声を聴けるシャンソン酒場。1875年創業の老舗で著名な画家、ピカソなども通っていたそうです。薄暗い店内で歌手が美しいフランスの大衆歌謡を歌います。お客さん全員で歌う時間もあります。

Screenshot
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おしゃれなバーや大衆酒場とは違う、暗くて独特な雰囲気と美しい歌にお客さんみんなで酔いしれる。他では味わえない、ずっと思い出に残る素敵な空間でした。

オープン前から店の前には列ができており満席になる人気店なので事前予約必須です!21時オープンですが私は18時半ごろに電話で予約しました。

電話番号:0146068587 英語で予約可能です!

凱旋門でド派手な年越し!

大晦日の夜は凱旋門で派手な年越しでした!大晦日は凱旋門は18時くらいには通行止めになります。警察が警備にあたり、凱旋門カウントダウンに行くにはシャンゼリゼ通りの周りの入口となるポイントに並びます。人が本当にたくさんなので早めに行きましょう!入り口は大体凱旋門から見てルイビトンよりもう少し奥のサイドから。手荷物検査を3回ほど抜けるとシャンゼリゼ通りに入れます。

シャンゼリゼ通りに入るまでは人がたくさん!わいわいしてます。

無事シャンゼリゼ通りに入りレストランへ入店。カウントダウンまでレストランで過ごしたい場合は混むので早めにシャンゼリゼ通りに入るのがポイントです!

カウントダウンは大量の花火とプロジェクトマッピングで規格外の派手さでした!!

Screenshot

隣国のルクセンブルク、ベルギーへ

特急列車で行ける隣国、ルクセンブルクとベルギーにも足を伸ばしました。

まずパリからルクセンブルク。列車のチケット購入は

大体1時間おきに列車が出ていてルクセンブルクまでは2時間ほど。ルクセンブルクは小さな都市ですので半日ほどで充分観光できました。

小さくて穏やかな国。

そしてまた列車で移動しベルギーの都市ブリュッセルへ。ブリュッセルでは簡易的なホテルをとり一泊。翌日朝から観光!

ベルギービール最高すぎる
世界三大広場の一つグラン・プラス
世界3大がっかり小便小僧

ブリュッセルはとにかくビールが最高!そして街が綺麗。店員さんが親切で感じの良い方が多いように感じました。

バンクシー展にも行きました。知っているようで知らないバンクシーの活動を知り、作品をたくさん見ました。環境問題、政治や人の生活に潜む社会問題、闇を皮肉を交えて作品として残しているものが多く、立ち止まって考えなくてはいけないな、と思うような社会問題についても改めてつきつけられました。バンクシーは本当に反骨心を持った社会活動家ですね。


まとめ

パリは都会的な部分と歴史が入り混じりフランス独特のおしゃれさのある街ですね!時間に余裕があったらぜひ隣国にも行きたいところです。ベルギーやルクセンブルクはそれ単体だとなかなかいく機会もないので今回は行けて良い機会でした!

次回は南フランスの方にも行ってみたいです。

ではっ。

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